ブラックでも携帯契約はできる?審査なしのおすすめ業者を紹介

「ブラックだけど携帯電話の契約がしたい」、「過去にスマホ代を滞納したけど契約はできるのか」と思っている方も多いのではないでしょうか。

今回解説するのは、ブラックでも携帯契約ができるかについてです。

本記事では、ブラックでも携帯契約ができる携帯会社や携帯契約の審査内容・審査に通りやすくなるポイントなどをまとめました。

過去に携帯電話料金を滞納し、携帯ブラックになってしまった方には必見の情報を解説します。

ブラックでも契約できる「審査なし」の携帯会社3社

ブラックでも契約できる、「審査なし」の携帯会社は以下の3社です。

  1. 誰でもスマホ
  2. おてがるモバイル
  3. だれでもモバイル

それぞれの携帯会社の特徴についてご紹介します。

1.誰でもスマホ

誰でもスマホは「審査なし・ブラックOK」を公式に宣伝している携帯会社です。

銀行口座やクレジットカードがなくても契約できるほか、24時間かけ放題付きのプランもあります。

携帯回線は安定した電話環境を誇るdocomo回線を使用しており、安心して使えます。

SIM契約のみなら初期費用1円から利用でき、手持ちのお金が少ない方でも利用可能です。

契約の申し込みもWebから簡単にでき、わずか5分で終了するなど、携帯ブラックにとても優しい携帯会社と言えます。

2.だれでもモバイル

だれでもモバイルは銀行口座と身分証があれば誰でも契約できる携帯会社です。

事務手数料や初月の月額料金が無料になるキャンペーンが展開されており、お得に契約できます。

だれでもモバイルではデータ容量が余ったら翌月に繰り越せるので、少し我慢して翌月思い切り使うことも可能です。

また、だれでもモバイルでは「携帯ブラックリスト確認サイト」を用意しており、4つの質問に答えることで自分が携帯ブラックかどうかがわかります。

携帯ブラックリスト確認サイトではだれでもモバイルをはじめ、主要携帯電話会社で契約できるかどうかまでチェックできます。

3.おてがるモバイル

おてがるモバイルは毎月の支払いが簡単な携帯会社です。

おてがるモバイルには料金プランが5種類あり、1GBから20GBまでのプランが選べます。

また料金プランすべてが音声通話かけ放題のプランになっており、多少の長電話でも携帯電話料金が高くなりません。

おてがるモバイルでは銀行口座があれば契約ができ、クレジットカードがなくても大丈夫です。

申し込みは5分で終わり、初期費用を振込で支払ったら最短翌日には商品が発送されます。

スマホの初期設定の方法は書類で同封されており、ケアも万全です。

携帯契約の審査内容

携帯契約の審査内容には、以下の特徴が挙げられます。

  1. 携帯会社は2つの審査を行う
  2. ほとんどの携帯電話会社の審査基準は非公表

ここからは携帯契約の審査内容の特徴についてご紹介します。

1.携帯会社は2つの審査を行う

携帯契約の審査には分割審査と契約審査の2つがあります。

分割審査とは、スマホやガラケーの端末を分割払いで購入する際に行われる審査です。

分割審査では端末代金を最低でも2年間分割で払い続けられるかどうかが審査されます。

分割審査に関しては信用情報機関で確認を行います。

一方、契約審査とは、毎月の携帯電話料金の支払いが可能かどうかをチェックする審査です。
契約審査は各携帯電話会社が持つ情報で審査を行うので、契約審査に関しては信用情報機関は関係ありません。

端末を販売する3大キャリアを中心に、この2つの審査が行われます。

2.ほとんどの携帯電話会社の審査基準は非公表

ほとんどの携帯電話会社の審査基準は非公表のため、同じ携帯ブラックでも契約できるケースとそうでないケースに分かれます。

審査基準は各社バラバラとされ、どこの携帯電話会社が甘いかどうかはユーザーの体験談で判断するしかありません。

分割審査では信用情報機関を利用するため、どこも似たような運用が行われますが、契約審査は各社が持っている情報で審査することから基準にバラつきが生まれやすいと言えます。

結果的に、携帯ブラックであっても契約できるケース、できないケースに分かれてしまうのです。

2つの特徴からわかること

先ほど紹介した2つの特徴からも、携帯ブラックで審査が不安な人は、審査なしの業者もしくは格安SIMがおすすめです。

SIMカードの購入は契約審査のみで判断されるため、信用情報に傷があっても影響は小さめです。

また審査なしの業者は最初から契約審査をしないことを宣言しているので安心できます。

端末を中古で購入し、SIMカードだけを購入する形であればブラックであっても携帯契約を行うことは可能です。

その他の審査の甘い携帯・格安SIM会社

先ほどご紹介した「審査なし」の携帯会社のほかに、審査が甘いとされる携帯・格安SIM会社があるので、ランキングにまとめました。

  1. 楽天モバイル
  2. アハモ(ahamo)
  3. ワイモバイル(Ymobile)
  4. UQモバイル
  5. ラインモ

ここからは1~5位までの審査の甘い携帯会社・格安SIM会社をご紹介します。

1位.楽天モバイル

楽天モバイルはテレビCMを積極的に行って利用者獲得を目指している携帯会社です。

審査が甘いと言われる理由は契約者数で3大キャリアに追いつくためとされています。

楽天モバイルではクレジットカードがなくても契約できるほか、eSIMであればわずか3分で利用を始められます。

3大キャリアと比べると料金も安く、楽天ポイントも貯まりやすいのが特徴的です。

データ利用量が少なければ月々の料金が自動的に安くなるのも楽天モバイルならではのサービスと言えます。

デメリットは、楽天独自の回線が不安定で、速度も安定しない点です。

ただこのデメリットは、2023年10月に「つながりやすい電波」であるプラチナバンドが割り当てられたことで改善の可能性が高まっています。

2位.アハモ(ahamo)

アハモ(ahamo)はドコモ系列の携帯会社です。

審査が甘いとされる理由は、大手キャリアにおいて審査落ちした人でも審査に通ったという口コミが見られるためです。

アハモはドコモ系列の携帯会社であり、ドコモの通信回線を利用できるのが大きなメリットとなります。

また最大の魅力は20GBで2,970円というコスパの良さで、データ通信を多く行う方におすすめです。

一方で料金プランが少ない点やドコモのサービスの一部が利用できない点がデメリットとなっています。

またドコモからアハモへの乗り換え以外ではSIMロックの解除が必要になり、別途手数料がかかるのも難点です。

3位.ワイモバイル(Ymobile)

ワイモバイル(Ymobile)はソフトバンク系列の携帯会社です。

審査が甘いとされるのは、他の格安SIM会社で審査に時間がかかった方が、ワイモバイルではすぐに審査に通ったという口コミがあるためです。

ワイモバイルでは3GB2,178円を始め、小さなデータ容量のプランが用意されています。

事務手数料も店舗だとかかりますが、オンラインで手続きを行ったら無料で行えるのも特徴です。

午後3時までに審査が終わればその日のうちに商品の発送が行われるので、端末を素早く手に入れられるのがメリットとなります。

またワイモバイルはソフトバンク系列で、ソフトバンクショップに併設されていることが多く、困ったことがあれば店舗で相談可能です。

一方、格安SIMが高い、家族割がないと安くならないなど料金面でのデメリットが多い傾向にあります。

料金面にこだわる方は同じソフトバンク系列のラインモも選択肢に入ることになるでしょう。

4位.UQモバイル

UQモバイルはau系列の携帯会社です。

審査の甘いとされる理由は、他の格安SIM会社で審査落ちした中でUQモバイルは通ったという口コミが見られたためです。

UQモバイルは20GBと10分かけ放題のプランで3,278円ととてもリーズナブルな値段設定となっています。

またUQモバイルはau系列のブランドのため、回線の品質が安定しているのが1つのメリットです。

速度制限がかかってもプランによってはストレスを感じない程度の速度が確保されるなど、速度制限で使い物にならないという状態を避けられます。

一方でオンラインでの契約でも手数料がかかるなど、費用面で高くなりやすい点がデメリットです。

5位.ラインモ

ラインモは同じソフトバンク系列のワイモバイルよりも安さに特化し、店舗を持たないタイプの携帯会社です。

審査の甘い理由は端末販売をせず分割審査がないことが挙げられます。

ラインモは3GB990円と安いほか、ソフトバンク系列以外からの乗り換えであれば3GBのミニプランが12か月間実質0円で利用できるのが大きな魅力です。

またLINEを介したビデオ通話や音声通話などはデータ消費なしで利用でき、速度制限中でも今まで通り利用できます。

手数料がかからず、アプリを使って開通までできるのもメリットです。

一方、端末契約ができないのが大きなデメリットであり、最新スマホを別に購入しなければなりません。

携帯ブラックの人が審査に通りやすくなるポイント

携帯ブラックの人が審査に通りやすくなるポイントを3つご紹介します。

  1. 分割審査がない携帯会社を選ぶ
  2. 家族に頼んで契約してもらう
  3. クレジットカード以外の支払い方法にする

上記3つのポイントについて詳しく解説します。

1.分割審査がない格安SIM会社を選ぶ

分割審査がない格安SIM会社を選ぶことで信用情報を使わずに審査をしてもらえます。

契約審査だけなら信用情報を使わないため、ブラックの人でも審査に通りやすくなります。

審査落ちをしやすいのは端末とセットで契約するためです。

分割審査になれば信用情報を使うため、ブラックの状態だと門前払いのような状態になってしまいます。

一方で、前もって端末を用意していれば、後はSIM契約のみなので契約審査だけを行えばよく、ブラックかどうかは関係ありません。

リサイクルショップで購入するほか、知人友人などから譲ってもらったスマホを用意し、審査なしの携帯会社でSIM契約をすれば使えるようになります。

2.家族に頼んで契約してもらう

家族に頼んで契約してもらうことで、家族に関する分割審査・契約審査によって契約の可否が決まります。

家族名義であれば、自らがブラックであったとしても家族が審査されるだけです。

家族名義で契約し、使用するのは別の人というのは珍しいことではありません。

支払いの関係で名義を1人にまとめていることもあるためで、家族名義での契約自体はよくあります。

家族に頼んで最新スマホとセットで契約してもらうことで、ブラックでありながら新型iPhoneなどを手にできます。

家族名義にするデメリットは機種変更や来店修理などで契約者本人が出向かないといけないことです。

しかし、ブラックで契約できないことの方が不利益として大きいので、家族名義にするデメリットと比較すれば小さいと言えます。

3.クレジットカード以外の支払い方法にする

クレジットカード以外の支払い方法にすることで、クレジットカードの滞納歴などの情報での影響を回避できます。

クレジットカードで過去に滞納をしていればその情報が伝わる可能性があり、審査に影響を与える恐れがあります。

一方で、口座振替やコンビニ払いが認められていれば、クレジットカードの滞納歴は関係なくなるため、審査への悪影響を避けられます。

またデビットカードのようにクレジットカード的に使えるものがあれば、それを活用することで契約できる可能性もあるのです。

できれば口座振替やコンビニ払いが認められた携帯会社と契約することをおすすめします。

ブラックでも作れる可能性のあるクレジットカードをお探しの方は、以下のペー^じを参考にしてみてください。

ブラックでも作れる可能性のあるクレジットカードの紹介ページを見る

携帯ブラックの状態について解説

携帯ブラックとはどのような状態かについて、主に3つのポイントをご紹介します。

  1. 過去に料金滞納や不正契約などをしていた
  2. 滞納した料金の未払い金が残っている
  3. 端末の分割払いの未払いが信用情報に登録されている

携帯ブラックの状態について詳しく解説します。

1.過去に料金滞納や不正契約などをしていた

携帯ブラックは、過去に料金滞納や不正契約などをしていた場合になります。

料金の滞納や不正契約、強制解約の情報は各携帯会社が管理しており、別名「自社ブラックリスト」と呼ばれています。

そのため、強制解約後再び新規契約をしようとしても、審査落ちになってしまうことがあるのです。

自社ブラックリストは半永久的に載り続けるケースがあるとされ、携帯会社によっては時間が経過すれば再び契約できるとは限りません。

一方で審査基準は非公開の企業が多く、自社ブラックリストの扱いについても定かではないことが多いです。

そのため、ドコモでブラックになったはずなのにアハモの審査に通ったというケースがあるなど、不透明な部分もあります。

2.滞納した料金の未払い金が残っている

滞納した料金の未払い金が残っていると携帯ブラックのままで推移し続けます。

大手キャリア3社では、滞納した料金をいまだに支払わない利用者の情報を共有し続けています。

例えば、auで滞納した料金の未払い金が継続していると、ドコモやソフトバンクで契約しようと思っても情報が伝わるので、契約ができません。

一般社団法人電気通信事業者協会では「不払い者情報の交換」という制度があります。

契約解除をした後に料金不払いがある利用者の情報を事業者間で交換するという制度です。

3大キャリアのほか、楽天モバイルやだれでもモバイルなどもこの制度に参加しています。

いまだに滞納した料金の未払い金があると、格安SIM会社ですら契約できない可能性があるのです。

3.端末の分割払いの未払いが信用情報に登録されている

端末の分割払いの未払いをしてしまうことで信用情報に登録され、携帯ブラックになります。

クレジットカードの支払いを滞納すれば信用情報に登録されるのと同じで、端末の分割払いに関しても同じように信用情報に登録されます。

携帯電話を滞納して信用情報に登録されてしまうのは、端末の分割払いの影響が大きく、端末の分割払いがない場合には信用情報に登録されません。

信用情報に乗ってしまうと、完済してから5年は登録され続けてしまい、その間は分割審査で落ちやすくなる可能性があります。

まとめ

ブラックでも携帯契約ができるかどうかについて、以下の内容をご紹介しました。

  • ブラックでも携帯契約はできる
  • 携帯契約の審査をしない会社であればスムーズに契約できる
  • 携帯会社は分割審査と契約審査を行う
  • 携帯契約の審査基準は基本的に非公開
  • 端末を自前で用意し、格安SIM会社で契約審査を受けると審査に通りやすい
  • 携帯ブラックは大きく分けて3パターン存在する

携帯ブラックになってしまった場合、高い端末代をどうするかが大きなポイントになりますが、そこさえ乗り切れば契約審査のハードルはそこまで高くありません。

審査なしの格安SIM会社で契約を行うことで、携帯ブラックであっても一般の人と同じように携帯電話を使えるようになります。

どうしても最新スマホを利用したい場合には貯金して端末のみを購入するか、家族にお願いして家族の名義で契約してもらうことをおすすめします。

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